吉野の里から

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柿の葉寿司の始まり

2023.06.16

柿の葉寿司といえば、奈良県が生んだ郷土料理というイメージが強いと思いますが、実は、和歌山県「紀の川」の上流域で生まれたと言われています。

一説によると江戸時代に、現在の和歌山県の漁師が、年貢を支払う為のお金を稼ぐために浜塩で締めた鯖を現在の奈良県へ売りに行っていました。
その際、着いた頃に塩気が強くなるのを和らげるために、具を薄く切ってご飯に乗せたのが始まりと言われています。

このように、漁師さんの工夫があって柿の葉すしは誕生したんですね。

ちなみに、和歌山の柿の葉寿司は葉の包み方は奈良のものと同じですが具材が少し異なり、鯖だけでなく、しいたけやエビも使用されています。
和歌山へ訪れる機会があるなら、食べ比べをしてみるのもいいかもしれませんね。

もちろん、奈良代表にはひょうたろうの柿の葉すしでお願いします!

  

日本一の桜の名所・吉野山のお土産
柿の葉すし ひょうたろう
〒639-3115
奈良県吉野郡吉野町吉野山429番地
TEL 0746-32-3070
FAX 0746-32-5840
[営業時間] 9:00~16:00
[定休日]毎週月曜日
(月曜日が祝日の場合、その翌日)
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