吉野の里から

2023.08.04

柿の葉寿司は奈良県の郷土料理として有名ですが、実は石川県加賀地方にも古くから伝えられています。

一説によると、前田利家の金沢城入城を祝い、柿の葉で包んだ寿司を献上したことが始まりだと言われています。
鯖や鮭が具材によく使われ、表面に桜海老、青藻がかかっているのが特徴です。

他にも石川県には笹の葉でくるんだ笹寿司という料理があります。
具は同じように、鯖や鮭を使うものが多いですが、見た目は正方形(立方体)に近く、形は奈良の柿の葉すしと異なります。

石川県へ訪れる機会があれば、笹寿司を食べて奈良の柿の葉寿司の違いを感じてみてもいいかもしれませんね。

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